読んだのはちょっと前なんだけど、久しぶりにUPしとこ。
瀬尾さんの本はほのぼのしてて、心に優しいなぁ。さらっと読める。
衝撃的な結末はないけれど、読後に静かな余韻が残るから不思議。
高校時代の同級生の自殺が原因で、何もかもやる気がなくなってしまった主人公。
国語講師として、とある高校に赴任する。そして何故か部員一名の文芸部顧問に…。
そのたった一人の部員、垣内君と主人公:清(きよ)の交流がおもしろい。
元サッカー部員(!)の彼は「部活動」と称してひたすら本を読んでるし、
元バレー部員の清は本嫌いで退屈してるし。
この全く正反対な二人が、どうしてどうして心が通い合ってゆくのだろう。
一方で清は妻ある男性と不倫中。もうホント、グダグダな子!
でも一年間の赴任で、清は悩みながら成長していく。
そんな彼女を温かい目で見守りながら読み終えた。
文芸部か、懐かしいなぁ。
私も高校時代、文芸部に所属して小説書いたり俳句詠んだりしてた。
部活動らしきものはほとんどなかったけど(笑)、年一回の部誌発行に向けて必死に
作品書いてたな。
あれはあれで青春だったのかな。
垣内君みたいな子がいたら、もっと部活動が面白くなったかもしれないね。
卒業式での垣内君と清のお別れが切なかった。
そんなもん〜??
それでは、そんな彼の名台詞をご紹介。
「のび太はタイムマシーンに乗って時代を超えて、どこでもドアで世界を回る。
マゼランは船で、ライト兄弟は飛行機で新しい世界に飛んでいく。
僕は本を開いてそれをする」
びびびっと心に響きました。私もそうしたいな。
図書館の神様
著者名:瀬尾まいこ(著)
出版社:マガジンハウス
出版年:2003.12
ISBN :9784838714469

