3日もかかった。
主人公藤崎可奈子はマンガ命の大学4年生。
就活に遅れを取りながらも、マンガ三昧を夢見て出版社の試験を受ける。
私はまだ就活未経験者だが、粛々と忍び寄る就活へのカウントダウンに近頃怯え始めている。
その思いを三浦さんがうまくすくいとってくれているので共感することが多い。
それはそれとして、可奈子の周りの人物をもっと描写して欲しかった。
特にニキちゃん。
可奈子の友人である彼が、結局どういった人なのかよく分からなかったのだ。
この作品が三浦さんのデビュー作らしい。当時推定24歳。
ちょっと前に彼女の『ロマンス小説の7日間』を読んだけど、
やっぱり年月を経て三浦さんは上手くなってるんだと思う。
格闘する者に○
著者名:三浦しをん(著)
出版社:草思社
出版年:2000.04
ISBN :9784794209603

